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エラブウナギとは…

世界の海には、およそ【50種類】の「海蛇」がいます。

中でも私達がその【薬効】に注目しているのは、「エラブウナギ」(イラブー)と呼ばれているものです。

エラブウナギ」は、漢方の本場、【中国】では、「ジャバ」(蛇婆)と呼ぶ海蛇の一種。
学名は「ラチカウダ・セミファシアタ」【沖縄】では、「イラブー」と呼ぶ。

【分布】

東南アジアやオーストラリア、インド洋一帯に広く棲息していて日本では、奄美大島や沖縄沿岸のサンゴ礁の水域で見つけることができます。最も寒い時期の海水表面温度が、19℃以上の海域が分布域とされている。

【形態】

全長70~150cm。胴体の断面は円形だが、尾は側偏しひれ状なり、先端が丸い。腹板の幅が広い。身体はメスの方が大きい。尾はオスの方が長くなる傾向。

【生態】

昼夜ともに活動するが、昼間は、海岸の岩場のすき間などで休んでいる事が多く、活動時間はほぼ夜間。休息のために洞窟に上陸する事もある。

繁殖形態は卵生で、海岸の岩場の陰などに一度に3~8個の卵を産む。卵は150日ほどでふ化する。一説には交尾も陸上で行うとも言われている。本種の生活環境には、陸上での行動が多く含まれるため、他の海蛇と比べると、ずっと後になって海で生活するようになったと考えられている。

【毒性】

本種の毒は「エラブトキシン」と呼ばれる神経毒の一種で、その毒はホンハブの70~80倍の強さと言われる。しかし、本種の性質は非常におとなしく口も小さいため、噛まれる可能性は少ないが、つかまえようとすると噛んでくる事も考えられるので、むやみに触れたり近づいたりしない方が良い。

沖縄では、燻製のための食材として捕獲する折、素手で確保される事が多いのでので、噛まれれば最悪の場合は、死亡する危険性もある。

沖縄や奄美地方では「イラブー」と呼ばれて古くから食用に捕獲され、琉球料理の貴重な食材として珍重されていた。 泡盛に丸ごと一匹漬けた「イラブー酒」は、お土産品店で販売されている。

 

 

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